用語集

注)(*)印は日本パーカライジング株式会社の商標または登録商標です。

黒染め(黒色化処理)

黒染め、他の呼び方として四三酸化鉄(Fe3O4)皮膜と呼ぶこともあります。金属の表面を化成処理によって黒色化することを、一般的に黒染めといいます。鉄を140℃の強アルカリの液に浸漬し、表面に四三酸化鉄の皮膜を生成させるものが代表的です。
処理工程:脱脂(ファインクリーナー)→水洗→酸洗→水洗→黒染め処理(パルブラック)→水洗→防錆油(ノックスラスト)*黒染め処理には、処理後防錆油(NOX-RUST:ノックスラスト)を塗布する必要があります。

  • 用途:①寸法精度を維持し、黒色にしたい製品 ②金属光沢を抑えたい ③放熱性を上げたい ④塗装では厚膜であり、コスト高
  • 対象製品:ベアリング部品、歯車等

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